クラフト学院を選んだ理由は?

職人気質で、作るということをどこよりも誠実に教えてもらえる印象を強く受けたため、クラフト学院に入学しました。

入学してからは、充実した学院生活を送っています。周りにいる友人たちは、時にライバルともなり、切磋琢磨しながらともに技術を磨きあっています。実は、技術の習得については、私がクラスの中で一番遅いのですが、他の生徒さんたちに負けないように、デザインやものの構造、加工方法等を深く考え、それらを作品に生かせるようにしています。

今の技術はやはりまだ学生レベルなので、ちゃんと人に売れるレベルの技術を身につけて、私が作った物で人が喜んでくれるような作り手になりたいです。

作品について

モノの内側を見る。例えば、スマートフォンやPCの内側には基盤や電池があり、人間の内側には肉や骨、あるいは心がある。
ではジュエリーの内側には何があるだろう? もしも指輪の内側に骨があったら?もしもキラキラ煌めく何かがあったら? そんな妄想から始まる、私たちが普段見ている「表面」ではなく「内面」に目を向けたデザインです。
この作品を、色々な角度から見て頂けたら嬉しいです。ジュエリーに使う素材かどうかとかは関係なしに、自分が見てきれいだな、面白いなと思うモノを詰め込みました。モノの内側を意識したデザインなので、中に何が入っているのかな? と考えながら楽しんでいただきたいです。