イタリア フィレンツェのジュエリースクールと姉妹校提携

2001年に教育提携(姉妹校)のため、来日したイタリア・フィレンツェの名門ジュエリースクール「レ・アルティ・オラフェ」の校長ジオ・カルボーネ氏。
留学、夏期研修、作品交流、教材交流等で両校の親交を深めていくことで合意し、 姉妹校提携をしました。

以後、多くの卒業生が、卒業後、オラフェ校へ留学をしています。
隔年での短期研修旅行の開催にも多くの方が参加しています。

※現在は、留学、短期研修旅行とも渡航を控えています。

ジオ・カルボーネ校長と露木宏理事長がガッチリと握手

イタリアへ特別編入で留学できます

全日制学科、総合学科の修了生は、本学院の発行する「許可証」があれば3ヵ月からの短期留学ができます。
また、全日制学科2年制コースと総合学科週6回コース2年制コースの修了者は、レ・アルティ・オラフェ校の2年制コースの2年次目に編入することができます。
姉妹校の特典として、すべてのコースが正規学費の10%OFFで受講できます。

※CILS(チルス)レベルB1(中級)のイタリア語の理解力が必要です。

■全日制学科を卒業後、留学した上山英美さん。

帰国後は、イタリアで学んだデザイン感覚を 活かしてオリジナルブランドMarco Gioielliを立ち上げました。
イタリアでの生活については、「イタリアは、分かりやすい言葉で丁寧に根気良く教えてくれる先生や明るい友達のおかげで楽しい学生生活を送ることができました。 フィレンツェは、歩いているだけで町中のあちこちからデザインのインスピレーションやヒントを与えてくれます。」と語っています。

上山さんの優美な作品

短期研修旅行開催

レ・アルティ・オラフェ校への短期研修旅行も希望者を対象に行っています。
約10日間の日程で、本学院生のためのオリジナルカリキュラムで、フィレンツェの伝統技法を 用いてシルバーリングを制作します。
また、美術館の見学や工具店を探索するなど、イタリアの歴史・ 文化にも触れることができます。 (年度により、研修内容は異なります)

洋彫りの技術を学べる専門講座・セミナー

イタリアの伝統技法であるインチジオーネや洋彫りタガネを使った石留めなど、イタリアでしか学べない技術を東京本校では専門の講師を招き、指導しています。
インチジオーネのセミナー専門講座は、クラフト学院で「和彫り」を、オラフェ校で「洋彫り」を学んだ、彫りのエキスパートである笹目友弘先生が指導します。
また、ヨーロッパの石留めのセミナーでは、フィレンツェの工房で石留めの仕事をしている廣川真紀子先生を迎えて行うこともあります。