ジュエリー工房 主宰 坂口 寛尚 さん
総合学科卒業
O.Sジュエリー主宰
学生時代はとにかく作るのが楽しくて
クラフト学院に入学したのは、前校舎(台東4丁目)の近所で働いており、先生と仲良くなり、見学したのがきっかけです。
丁度その頃、手作業の職を探しており、靴職人、カバン職人などの面接を受けていたのでタイムリーでした。
もう卒業してから10年経ちます。クラフト学院に通っていた1年間で、カリキュラム以外に70~80ヶ位の作品を家で作り、加工の練習をしていました。授業で教わったことを身につけたかったし、とにかく作ることが楽しくてしょうがなかったので、時間を見つけては手を動かしていました。
突き進み人が向いている
とにかく毎日楽しかった。辛かった記憶はない。内容、指導方法、雰囲気どれも問題ありませんでした。ジュエリー全般的に触れられたのがよかったですよ。道具の名前と使い方だけでも役に立ったし。クラフト学院のカリキュラム以上を教える必要はないと思います。細かいところは、加工の会社はそれぞれ違うやり方がありますから。
今の仕事では、毎日明るく前向きだったか? 思いやりや善意の加工ができたか?感動を型にできたか?といったことを常に心がけています。大事なのは、受け取る人の顔を想像しながら喜んでもらえる様な加工をすることですね。
器用、不器用はまったく関係なく、突き進む人が向いている。まずは、楽しんで物作りの楽しさを知ってください。